こんにちは。ぽらぽらです。
さて、ブログの収益化を目指す人が必ずといっていいほど通る道。それはグーグルアドセンスの審査ではないでしょうか。
最近そのアドセンス審査が難しくなったという話で、何度申請しても落ちるという体験談がある一方で、3記事で一発合格、といった体験談もあり、いったいどうすればいいんだ!とやきもきしてしまいます。
グーグルは、アドセンス不合格時、簡単な理由は伝えてきますが、個別に詳しくフィードバックするわけではなく、また、合格の基準はアドセンスポリシーを読むしかない、という状態なので、アドセンスポリシーではわからない、具体的な数字(例えば、2000文字以上必要なのか、1000文字以上で良いのか、30記事必要なのか、3記事で良いのかなど)は、各個人の経験談を集積するしかないという所だと思います。
と、いうことで、私も3度目の正直でやっと合格しましたので、合格までの経過・合格した時のサイトの状態と、少し考察を書いてみたいと思います。
と、いいますか、なんだかもう合格するまでは悶々としまして、半ば合格が目的のような精神状態となっていましたので、合格した途端に軽く燃え尽き症候群なんですが(^◇^;)
いやいや、やっとスタートラインに立ったとこですよね! 頑張って書きたいと思います。
もくじ
まずは合格した時の私の状態を…
あとで詳しく書きますが(自己紹介にも書きましたが)、私は無知ゆえに色々やらかしまして、新しくサイトを作り直したのです。そしてこのサイトは作り直したサイトです。
合格時の状態ですが、
- ワードプレス使用
- 記事数:自己紹介+6記事
- 文字数:2000文字以上(自己紹介を除く)
- 記事の更新頻度:2日に1回
- グーグルアナリティクス・グーグルサーチコンソール:登録
- ブログのジャンル:楽器・音楽寄りの雑記ブログ(合格時はほとんど楽器の練習方法など)
- アドセンス申請から、合格通知までの時間:約24時間 その間ブログの更新なし
- コピペチェックツールでの類似度判定:1~4%(良好)
- コピペチェックツールでの一致率判定:21%~35%(良好)
- アフィリエイトのリンク:あり(画像のみ使用)
- プライバシーポリシーのページ:あり
- お問い合わせフォーム:あり
- サイトマップ(記事の索引のようなもの):なし
- 1日のPV数:あっても1〜2
といった感じです。
合格してしまえば呆気なかったです。でも合格するまではかなりモヤモヤするのがアドセンス(≧∀≦)
最初記事数は30記事、というのを信じていましたが、今回たった6記事です。でも文字数は結果的に全て2000文字以上となりました。
※文字数カウントのサイトはたくさんありますが、私はこのサイトを使っています。シンプルで使いやすいです。→文字数カウント
あとは、見出しをきれいに整える(h2→h3→h4ときちんと階層づける)、マーカーや吹き出しなどで読みやすいサイトになるように(私なりに)気をつけました。
ブログのジャンル的には、楽器のカスタマイズや演奏会の紹介など、ちょっと優等生すぎるような内容だったかもしれません。
楽天アフィリエイトのリンクは、仕様や金額の参考のためにたくさん貼っていましたが、試奏した方が良い商品だったので、その旨記載していました。(あと、なぜか画像とテキストを一緒に貼ることができなくて、画像のみ貼っていました)
PVも、始めて12日のワードプレスのサイトなんて、だーれもきませんよ(笑)1人くれば“わーい!”って感じ(笑) でもなぜか前のサイトと違って今回はアメリカとかフランスなどからアクセスがあるんですよ???なんでかしらね?パーマリンクを全て英語に変換したからかしら…
アドセンスに2度落ちた前のブログでやらかしたこと
さてさて、ここです。このブログの前に作ったブログ(今は好き勝手に書くサブブログにしてしまいました)では2度ほどアドセンス審査に落ちているのですが、なんで落ちたかをご紹介しようと思います。
1回目:日記まじりのブログで申請→価値の低い広告枠で落ちる
完全に勘違いというか、これは最初に読んだ本が悪かったのかもしれません。といいますか初心者ゆえ、もしかしたら著者の言いたかったことを誤解していたのかもしれません。
その本には“更新頻度が大切。日記レベルでいいから毎日書ける所までハードルを下げる”といったことが書いてあり、本当にその通りに、1000文字未満の日記レベルのものと、記事として成り立つようなボリュームのある文章を混在させ、30記事くらいで申請しました。で、申請後4〜5時間くらいで“問題点の解消が必要、価値の低い広告枠”という内容で返事が返ってきました。多分 コンテンツの量が不十分なサイト みたいな文言だったように思います。
スクリーンショットなどとらなかったので、正確な内容はわかりませんが、内容を充実させてね〜まとめられる記事はまとめてみてね〜みたいなことが書いてありました。
それからアドセンス合格についてネットで調べたのですが、1000文字以上必要、とか、2000文字以上は書いた方が良い、とか、色々な情報を知ったわけです。
教訓1
2回目:公開日やパーマリンクを変更→価値の低いコンテンツ コンテンツが複製されているサイト で落ちる
そこで、私はサイトの作り直しを図るのです。これがまた、初心者ゆえの大バカものだったのですが、一旦全ての記事を非表示に戻し、改めて情報提供として成り立つ記事のみを書き直したり、2つの記事をまとめてみたりしまして、手直しが終わったものから再度公開していきました。
内容は、前職を活かした医療系の記事がほとんどとなりました。
公開日を変え、パーマリンクも変え、ブログタイトルともそぐわなくなってしまったので、ブログタイトルも変えました。
そして、30記事は必要ないかもなぁ、と思い、19記事くらいで2度目の申請をしたのですが、これがまた3時間くらいで“価値の低いコンテンツ コンテンツが複製されているサイト”といった内容で返ってきました(;_;)
ええぇ〜!という感じですよ。慌ててコピペチェックツール(※)で確認しましたが(この時初めてコピペチェックツールを使いました^^; だって、自分で書いてるんだもん。調べる必要なんてねぇぜ、という自負がありました)全て良好ですよ!なぜ?
色々と調べていると、自分の記事でコピーコンテンツになってしまうパターンがあるらしい。例えばサイトを統合した場合や、パーマリンクを変更した時などに起こるようです。
あ、私思いっきり変えたわ〜(・・;)
でもサイトの統合の場合は、リダイレクト処理をすればよいみたいなのですが、同じドメインのサイトで公開日やパーマリンクを変更した場合の対処方法がわからないヽ(;▽;)
(※ちなみにこのコピペチェックツール、一度に4000文字までであれば無料で何度でもチェックできて、すっごく便利でした!ぜひ使用してみて!→CopyContentDetector)
そして全てが嫌になる
ここで、完全に行き詰った私。そもそも、医療系の記事を書くことが楽しくないということに気がつきます。ただでさえ、アドセンスには医療系の記事は通りにくい(し、検索順位も上がらない)、という話も聞きます。責任は重いし、気は使うし、果たして私のやりたいことはこれなのか?といったモヤモヤがここではじめて登場(^◇^;)
いっそ医療は切り離して、あまり需要はないかもしれないけれど趣味である音楽のことを中心に書こうかな、と思い至ります。
アドセンスコミュニティで質問してみる
途方にくれた私は、アドセンスコミュニティで質問してみました。このアドセンスコミュニティは、アドセンスに関する色々な質問に対して、読んだ方が答えを書いてくださるような場所です。上記のような状態を書き、対処法があるのかどうかを質問してみました。
そしたら、丁寧な返事が…。かいつまむと、
ということを、とても丁寧に書いてくださっていました。確かに、その通りですね。グゥの音も出ません…(・・;)
コピーコンテンツ扱いになってしまったことに対する対処法は、結局よくわりませんでした。
コピーコンテンツ自体がペナルティにはならないとしても、アドセンス審査では問題になることは確かであるし、何よりもう心機一転、きれいな状態でやり直したくなってしまって、新しくサイトを作る決心をします
教訓2
考察
そしてこのサイトを立ち上げて、6記事で合格です。
最初の申請と2回目の申請は、申請後3〜5時間で不合格の返事がきました。速攻ですよね。これは推測でしかありませんが、記事の質と量(ボリューム、コピーコンテンツかどうか)に関しては、ただ単純に機械で判断しているような気がしました。違うかな?でも全て人がチェックしてたら3時間で返ってくるって、早すぎる気がするのですけどね。
1記事あたりの文字数と、コピーコンテンツになっていないか、というのは、何はともあれ第一段階の基準で、そこがクリアーしたサイトは初めてアドセンスポリシーに即しているかどうかの審査になるのではないかなぁと感じました。
アドセンスポリシーは、調べると出てきますが、一応引用しておくと
Google 広告が掲載されるページには、以下を含めることはできません。
AdSenseヘルプ AdSenseプログラムポリシー
家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
ポルノ、アダルト、成人向けのコンテンツ
衝撃的なコンテンツ
ご自身や他者を脅したり、危害を加えるよう促したりしているコンテンツ
個人または個人で構成される集団を中傷、威嚇、攻撃しているコンテンツ
人種、民族、宗教、障害、年齢、国籍、従軍経験、性的指向、性別、性同一性など、組織的な人種差別や疎外に結び付く特性に基づいて、個人または集団の排斥を促したり、差別を助長したり、誹謗したりしているコンテンツ
過度に下品な言葉使い
ハッキングやクラッキングに関するコンテンツ
望ましくないソフトウェアのポリシー(英語)に違反するソフトウェアやコンテンツ
不正なソフトウェアやアドウェア
違法な薬物や麻薬関連製品に関するコンテンツ
絶滅危惧種から作られた製品を宣伝、販売、広告するコンテンツ
アルコール飲料のオンライン販売
タバコやタバコ関連商品の販売
処方薬の販売
武器、兵器または弾薬 (銃火器、銃火器のパーツ、戦闘用ナイフ、スタンガンなど) の販売
武器や兵器の強化や組み立て方法(武器や兵器の 3D 印刷、改造キット、8 割方完成した銃部品など)の指南
授業や講義の課題や提出物の販売、配布
ユーザーに報酬を提供することで、広告や商品のクリック、検索、ウェブサイトの閲覧、メールの閲覧を促すプログラムに関するコンテンツ
その他の違法なコンテンツ、違法行為を助長するコンテンツ、他者の法的権利を侵害するコンテンツ
また、主なコンテンツに AdSense 未対応の言語が使われているページで AdSense コードを使うことはできません。
あとは、この他に自動で目的の画面に誘導したり、クリックをさせてしまうような不正なコンテンツではないこと、著作権違反を行なっていないこと、などが記載されています。
(ちなみに、クリックを誘導するようなサイトの作り方をしていると、(例えばここをクリック!など書いて押すように仕向ける)アドセンス合格後もペナルティや、最悪アカウント剥奪の憂き目にあったりするようなので、注意が必要ですね)
詳しくはAdSenseヘルプを確認してみてくださいね!
なんといいますか…、この中で一番気をつけないといけないのは、著作権くらいでしょうか。画像は商用利用可能の無料サイトから使用するか、自分で 撮影/描く ようにすれば大丈夫だと思います。
動画を挿入するときには少し注意が必要かもしれないですね。アーティストの動画は公式チャンネルであれば可能ということです。
動画をたくさん使いたい人は、一度しっかり確認すると良いかもしれません。私もこちらのサイトを見て、確認したんですけどね…未だよくわからずです^^;→ Craving Explorer
信念を持ってちょっと偏った思想を広めたかったり、攻撃的な内容で書きたかったり、アダルトサイトを運営したいという人はアドセンスの導入は諦めた方良さそうです。
アルコールやタバコの販売、が、どういう意味なのかがよくわかりませんが、アドセンス合格に関して書いているブログの中にお酒関係の内容もアウト、という記事もあったので、よっぽどの必要性がない限りは書かない方が無難かもしれないですね。
でも、普通に日常的なことであれば、そこまで気にする必要はない気がします。
アフィリエイトのリンクですが、ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインに、
オリジナルのコンテンツがほとんどないアフィリエイト プログラムのようなテンプレートを使用しないでください。
ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン
とありますが、読んでみるとオリジナルのコンテンツの中にアフィリエイトが入っている分には大丈夫なのかな、と思いました。ただ、あからさまなアフィリエイト目的の、商品が貼ってあるだけのページではだめ、ということではないかなぁ。私は画像だけではありますがたくさん貼ってました。
また、体験談の中には、タイトルを変えたら合格した、というようなものもありました。読みたいと思われる魅力的なサイト、のような所も関係してる可能性もありますかね?
でも私のこのサイト、一旦ヤケになっているので、思いっきり個人に寄ったサイトになってますけどね(・・;)
私の経験からまとめてみます
ということで、今回の経験からざっくりとまとめると、
- 記事数は少なくても良いが、
- 1つ1つの記事のボリュームは充実させて、
- コピペチェックで“良好”になる記事を書き、
- サイトの見栄えと読みやすさを自分なりに整え、
- プライバシーポリシーやお問い合わせフォームを整備し
- グーグルアナリティクスとグーグルサーチコンソールに登録し、
- 一度公開したら、公開日やパーマリンクは絶対に変更せず、
- 比較的良識的・日常的な内容で、
- 著作権に気をつけていれば
大丈夫ではないでしょうか。
一つ心残りは、医療系の内容だとどうだったか、ということを検証できなかったことでしょうか。これらのことを守れば、医療系の記事であっても合格するのか、どうなのか、またいつか機会があれば確認してみたいなぁと思います。
今、なかなか合格せずにモヤモヤしている方がもしいらっしゃいましたら…必ず、合格する日がきます!頑張ってくださいね!
私のようにアホなことをやらかす人はあまりいないかもしれませんが、もし同じような状況で悩んでいる方がいらっしゃれば、すこしでもお役にたちますように。