本の写真「読書感想 韓国を蝕む儒教の怨念 反日は永久に終わらない」

テレビは連日韓国の話題。

竹島の問題が出てきたあたりから、韓国の動向が気になって仕方がなかったんです。竹島、慰安婦、突然の合意と、あっさりとその破棄、徴用工に対する保証の問題…

だんだんと自分が嫌韓派になっていくのがわかる。

でも私が実際にその時代に見たわけではないので、なんとも言えないんですよ。何が本当で、何が虚言で、何が捏造なのか。

歴史の問題は、自分の目で確認できないから難しいですよね。でも、例えば慰安婦にしても、強制連行ということはなく、実際は募集して募ったもので、破格の給料も出ていた、と日本人の私は聞いている。徴用工も同様に、日本人と同じ待遇の給料が出ていた、と。

もちろん、日本人にも色々な人がいるので、個人レベルではひどいことをした人がいただろうけど、国家レベルでの強制連行や、虐待などはなかった、と認識している。

でもなぜ、こんなにも韓国の主張と違うのだろう、とあまりにも両者の言うことが違うので、実は日本側の記録も捻じ曲げられているのではないか、など考えていたのですが…

本屋でこんな本を見つけました。平積みの最後の1冊になっていて、思わず手に取ったこの本、すごーく勉強になりました。

感想  韓国を蝕む儒教の怨念

著者の呉善花さん

この本を書いた呉善花さんは、1956年に韓国済州島生まれ。83年に日本には留学生として来て、98年に帰化されたそうです。韓国での学校教育により、反日主義だったけれど、様々な葛藤を経て知日派になったとのこと。

韓国の方で、さらに日本にも長く住んでいらっしゃるので、分析が冷静でとても読みやすいです。

そして、今の韓国の、一見わけのわからない行動が納得…とまではいかないまでも、理解できます。

根が深い韓国の民族性

センシティブな問題なので、理解するにはきちんと本を読んだ方がいいと思います、なのであんまり詳しくは書きませんが…

長い、長い、大国との陸続きの半島に住んだ民族が歩んだ歴史と、500年にわたって続いた李氏朝鮮時代の、徹底した恐怖政治、血縁集団への忠誠。例えば父親を殺されたら、その息子が復讐しないと、父子関係は否定されて、私生児となり名を名乗ることもできなくなるような土壌があると。

そして李氏朝鮮が儒教をもとにした国家を作って来たことによって、一族の発展が至上の価値となってしまったこと(その為なら嘘も捏造もためらわない)や、天意は民意に現れる、という教えから、民衆が考えることが天意であり、正しいことなのだ(国民情緒法につながる)、といった考えが根付いていること、

そして、その時の権力者の都合の悪い歴史は、書き換えて、本来あるべき歴史にしていくことが当たり前であると…。

その他にもいろいろな例を挙げて、なぜ、韓国があのような行動をとるのかを詳しく解説しています。

それにしても、私も昔韓流ドラマにはまったことがありますが、特に時代劇の裏切り、復讐は凄まじいですよね。特に必ずといっていいほど出てくる拷問シーン…いくつか時代劇を見ましたが、辛すぎて現代が舞台のものか、コメディタッチのものしか見なくなりました。

でも、これが日常的に行われていたのが李氏朝鮮時代だったようです。そして、その時代がそのまま踏襲されているのが今の北朝鮮だとΣ(・□・;)

そう言えば、何年か前に凄惨な方法で側近を死刑にしたというニュースがありましたもんね…李氏朝鮮時代の死刑の方法の一つなんだそうです。(機関銃で惨たらしく処刑した後、犬の群れの檻に入れて食べさせた⁇とかなんとか、ニュースになった件)

日本は四方を海に囲まれていたから、他民族の征服というのが避けられたのでしょうけど、日本が中世に例えば中国(何の時代かはわかりませんが…)や、李氏朝鮮から征服されていたとしたら、何百年も支配されるうちに今の日本人とは違った考え方や思考回路を持っていたかもしれない、と思うと、そら恐ろしい。

また、たとえ日本の中であっても、日本を統一した人がとんでもない独裁者で残虐な人だったら…それが何百年も続いたとしたら… 民族の思考性って、そういうことで容易に変わってしまうのではないか、と考えさせられました。

どうつき合っていけば良いのか

呉善花さんは、「韓国は民主国家ではない」ことを確認すべき、と述べています。

何百年もの間に、作り上げられてしまった考え方、認識が、現在の法に基づいた近代民主主義の世界に馴染んでいくのにはもう少し時間が必要なのかもしれません。

とはいえ、最低限条約くらいは守ってほしいって思いますけどね^^; もう国と国、としての秩序がね^^;

歴代総理もちょこちょこ謝罪してるし、お金も渡しているんですけどね…。

という事で、今韓国が行なっていることには、決して納得はできないのですが、こうやって歴史の背景を知ると少し理解することはできます。

根が深い問題。でも、私の周りも韓国が大好きで、毎年のように韓国に行く人もいるし、食べにいった韓国料理屋さんのおばちゃんもとてもいい人だった。個人レベルで付き合うと、きっと悪い人ばかりではないし、極端な反日の人は少ないのではないか(穏やかな反日はあると思いますが)、と思います。

韓国には、国としてのアイデンティティと、個人としてのアイデンティティが別個に存在しているような気がします。それはそれぞれが本当で、でも相反するとこもあるという、二重構造になっているのではないでしょうか。

ですので、それぞれが身近な民間レベルで、少しずつ親交を温めていくことが、そのうち大きな和解に広がっていくのかもしれません。というか、そうあることを願っています。

目次

  • 序章 韓国を支える李朝の亡霊
  • 第1章 徴用工・慰安婦問題の核心ー日本の統治は「絶対悪」である
  • 第2章 自己中心民族主義の情と理ー自民族は「絶対善」である
  • 第3章 「虚言癖ー盗用癖」の民族病理ー正道を進もうとしない習慣
  • 第4章 権力闘争に明け暮れる国家・社会ー拡大増幅し続ける分裂抗争
  • 第5章 強固な理念主義と愚民政策ー儒教とマルクス主義に共通する構図
  • 第6章 恨嘆文化と火病社会ー「羨望・怨恨」の強さが生きる力となる
  • 終章 「現在の韓国」との向き合い方ー二度と期待して裏切られないために

まとめ

近いのにとても遠い国、韓国。連日嫌韓を煽るように放送されるマスコミに惑わされないためには、自分がしっかり勉強して理解していくことが必要だと思いました。この本、韓国の問題を考えるのにとても良い本でした。できるならば違う本も読んで、偏りない意見を持ちたいと思います。

韓国問題が気になって仕方がない人が最初に読むのに、本当にオススメの本です。

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