猫の写真と「夜尿症のお泊まり保育の話」

ぽらぽらです。

私の娘は5歳なんですが、ほぼ毎晩おねしょをします。本人曰く「寝てると(いつ出たのか)わかんない」ということで、確かに、布パンツチャレンジをしてみた時も布団びっしょりなのに、全く起きずにグーグー寝ているツワモノです 。

高齢出産で産んだ私の娘、生まれつき筋緊張が弱く、首すわりも遅く、ハイハイも遅く、なかなか立ち上がらず、歩き始めたのも1歳5ヶ月。

1歳3ヶ月で病院に行ったのですが、「良性筋緊張低下症」 と診断され、「1歳半になっても歩かなかったら精密検査をしましょう」 と言われていたのですが、あと1ヶ月というところでギリギリ歩きました(≧∀≦) もう、立ち上がって歩いた時は嬉しかった〜(≧∀≦)

その影響なのかはわかりませんが、色々なことの習得が遅かったです。例えば、ボールを投げるとか、ボタンをかけるとか、箸を使う(今でも下手です)とかストライダーとか(これも今でも下手だけど)
エスカレーターに乗るとか(?これはちょっと違うか(笑))でもゆっくりながら確実にできるようになってきたんです。 

ですので夜のおねしょも、そこまで気にしてはいませんでした。まぁ〜小学校卒業くらいまでには治ってんじゃない?くらいな。

でもですね、年長になるとやってくるんですよお泊まり保育というものが!! 

ちょっと考えてしまいますよね。

仲のいいお友達のお母さんに聞いてみると、もう2歳くらいから外れてるよ、なんて言ったりして^^;

オムツを履いているのが娘だけで、着替える時に周りの子からからかわれたらどうしよう、とか、頑張ってパンツで寝て、おねしょして笑われてせっかくの思い出が悲しい思い出になってしまったらどうしよう…とか、親としては色々想像してしまって…^^;

一応布パンツで寝てみるというチャレンジも、何回かしてみたんですよ。でも成功率は50%以下で、さらによほどストレスなのか全く失敗することがなかった昼まで失敗しだすというかえってマイナスの残念な結果に( ̄▽ ̄;)!!ガーン

で、さすがに病院に行ってみました!

一応病院で聞いた一般的な夜尿症のことも書きますので、必要な方は読んでください。

実際のお泊まり保育、どうだったかについては、後半に書いてます。また、小3時点での後日談も最後に書いてますので、気になる方はお読みください!

もくじ

何歳から夜尿症と呼ぶのか

やはり5〜6歳になっても月に数回以上おねしょをしてしまうと夜尿症というようです。

なんでも、2歳で2人に1人、3歳で3人に1人、4歳で4人に1人、5歳で5人に1人がおねしょをするらしいです。

うちの子は5歳なので、それでも5人に1人はおねしょをするのかぁ、と少し安心しましたが、頻度が問題で、毎日というのはやはり夜尿症かな?と先生からいわれました

中には中学生になっても治らない子もいるとのことです。子供さん本人が一番辛いだろうなぁ、と思ってしまいました。

治療・対策

先生によっても違うのかもしれませんが、私が行った小児科の先生は、

  1. まずは生活改善
  2. それでも治らない場合は夜尿の記録をとる
  3. その結果、治療が必要だったらお薬などの治療

という方針でした。「まずは生活改善をして、それでも治らないまま小学生になったら薬で治療しましょう。」と言われました。

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夜尿症のメカニズムとタイプ分類

ざっくりいうと、夜間の尿量と膀胱の大きさのバランスが取れないから起こるとのことで、そのどっちが問題か、によって

  • 多尿型
  • 膀胱型
  • 混合型

の3つのタイプに分かれるとのこと。

このタイプ分類のために、夜間の尿量、おしっこが朝方出ているか、寝てすぐ出てしまっているか、などの記録をとる必要があるとのことでした。

多尿型

小学校低学年であれば夜間の尿量は200cc以下なんだそうです。それが250cc以上あれば多尿型、と分類するそうです。原因としては、習慣的に水分を多くとっていたり、夜間に分泌される抗利尿ホルモン(尿を濃くして尿量を減らす)が減っている場合が多いそうです。

膀胱型

夜間の尿量は多くないけれど、膀胱の容積が小さいために漏らしてしまう、というのがこのタイプだそうです。おしっこをためておくことが苦手で、日中もおしっこが近い子が多いとのこと。日中にパンツにおしっこを漏らしてしまうこともあるのがこのタイプだそうです。

混合型

夜間の尿量が多く、かつ膀胱が小さい場合を混合型、と言い、やや重症のタイプとのことです。

生活改善の方法

生活習慣の改善方法としては、

1無理やり起こさない(抗利尿ホルモンは夜間ぐっすり眠っている時に分泌されるらしい)
2水分は朝昼に多く、夕方から制限。夕食は早めに
3規則正しい生活リズムを確立
4寒さ(冷え性) への対策(夜尿症の子供には冷え性が多く見られる)
5おしっこの我慢訓練(膀胱を大きくするため)

といったことをするように指導されました。まぁ、できないことはないとは思うけれど、きちんとしようとしたら結構大変かもしれませんね^^;

お泊まり会のことも伝えてみたのですが…

先生からの答えは、「幼稚園の先生に協力してもらいましょう」ですって。

そっか、それしかないよね(^◇^;)

パンツで参加するなら
⒈夜中にそっと起こしてもらう
⒉朝早めに様子を見てもらう
⒊夕方からあまり水分を取らないようにしてもらう

オムツでいくなら
⒋目立たない所でオムツをはかせてもらう。
⒌朝早く着替えさせてもらう

といったアドバイスを受けました。

で、担任の先生に相談してみました

その旨、担任の先生に相談したのですが、快く、

「他にもまだオムツの子がいるので、大丈夫ですよ!お風呂の後一回パンツをはいて、その後こっそり別の部屋でオムツに着替えますので、安心してくださいね。中が見えない袋にオムツを入れて持ってきてくださいね」

と、とても優しくおっしゃってくださいました( ;∀;) 少し不安になっていたのですが、とても安心しました。ありがたかったです。悩んでいる方がいらっしゃったら、まずは先生に相談してみると良いかもしれません。

お泊まり保育を終えて

で、無事、お泊まり保育が終わりました!最初からニッコニコで楽しみ全開で参加したうちの子。別れる時もとってもドライでした(≧∀≦) おいおい、ちょっとは寂しがってくれよ〜みたいな。

そんなうちの子も、出かける前、オムツのことだけはナーバスになっていて、「どうすればいいの?なんかドキドキする」「夜パンツで寝る」と言っていたのですが、ちゃんと先生がこっそり呼んでくれて、夜も朝も着替えさせてくれたようです。

悲しい思いをすることなく、楽しくお泊まり保育を終えることができました。いつもと違う環境の為か、オムツには出ていなかったです。本人も「おしっこもらさなかったよ!」と、嬉しそうに話してくれました。これを機にコツを掴んでくれないかしらね(≧∀≦)

結論

5歳児では、まだお漏らしが頻繁な子もいます。お泊まり保育は、きっと先生達が上手に対応してくれるから、心配せずに先生に相談してみて!まずは生活習慣に気をつけて小学生になってもまだ頻回に続くようなら、病院に相談してみよう!

後日談

1年後〜小学一年生

さて、小学校入学後の7月の状況です^ ^

ずいぶんと失敗が減ってきました!

寝る前に必ずトイレに座るようにして(ここででてもでなくても、必ず座るように本人に伝えております)、小学校入学後くらいから、おもらしの回数が少なくなってきたのでおむつもとりました。

今は1週間〜2週間に1回くらいになっています。濡れてもマットには染み込まない、おねしょ対策用のシーツを敷いて寝ています。

改善が見られているので、今のところ病院には行っていません(下手に行ってもコロナも怖いし^^;)

あともう少しかな?あんまり焦らさないように、気なーがに見守ろうと思います。

2年後〜小学二年生

後日談その2です。小学2年生の7月になりました。結論から言うと、夜間のオムツ復活しております。

1年生の頃は、ほぼ、おもらしすることがなくなっておりました。夜寝る前にしっかりトイレで出し、私が起きる朝5時半頃に「朝だよー!トイレ行きたかったら行ってね」と声をかけると、そこで少し目が覚めるのか、行きたい時にはトイレに行くような習慣ができつつあり、2〜3ヶ月に1回くらいは失敗するけれど、このまま治っていくんじゃないかなぁーと思っていたんです。

でもそう甘くはなかった^^; 私がパートだった仕事を4月から常勤に変わると,児童クラブの時間が長くなり、夕食の時間が変わり、寝る時間も遅くなり…。生活リズムが崩れたのが大きな理由だとは思いますが、毎日のように失敗するようになってしまいました^^; 私と接する時間が減った不安もあるかもしれません。

病院は、もう少しコロナが落ち着いたら行ってみようかなぁ。もう少し生活リズムが整うように私ががんばらないといけないですね。まあ焦っても仕方がないので、どーんと構えて気長に取り組んでいきます。

3年後〜小学三年生

後日談その3、小学三年生の10月です!

まだね、完全ではないんですが、かなり回数は減りました。オムツは外し、ほとんど失敗することは無くなったのですが、忘れた頃にある感じです^ ^

そうですねぇ、3ヶ月に1回くらいかな?

本人も随分理解ができるようになっているので、寝る前に必ずトイレにいくし、寝ていて漏らしかけても、気がついて止めることもできるようになってきました(失敗はするけど、布団まで濡らさないという感じ)

まぁ大失敗もありますけど、少しずつ前進してるから良しです!

失敗するタイミングは、注意してみていますが、実のところあまりよくわかりません。トイレに行っていても出る時は出るし…。ストレスも今は接している限りでははっきりと感じなくて、むしろ楽しそうな時でも失敗する時はします。単純に飲んだ水分量と、時間、トイレにいったタイミング、のようなものなのかもしれません。

五年生あたりのお泊まり学習と、六年生の修学旅行までに、完全に克服できるといいのだけれど。

さて、来年にはどうなっていますかね〜

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