
こんにちは、ぽらぽらです。
さて、突然ですが今日から8月。学生は夏休み。そして私も人生の夏休み中ということで、夏休みチャレンジ企画 毎日なんらかのレビューを書くチャレンジ〜!を開催しようと思い立ちました(≧∀≦)
チャレンジ内容は、8月中毎日映画をみる、もしくは本を読む(その他舞台鑑賞)等々行って、毎日レビューを書く、というものです。ちなみに、映画は劇場版アニメでも可という緩めの設定(≧∀≦)
まぁただの思いつきなんですが^^; レビューって難しいんですよ。何度かブログに書こうと挑戦したのですが、なかなか難しくて書くことができない。ネタバレにするのか、ネタバレせずに書けるのか?というか、どこからがネタバレなのか???そして頑張って書いてもただのあらずじじゃんこれ…と、レビューが超苦手ということに気がついた私。
上手にレビューが書ける人ってすごいです。
働き始めるときっと映画を観る時間も、本を読む時間もなくなってしまうから、こんな贅沢なチャレンジも今回限りかもしれません。どうせ今年の夏はお金なくてどこにもいけないしね(^◇^;)
果たして毎日継続することができるのか⁈
そして食レポ苦手リポーターのような状態の私が、チャレンジ終了後にはちゃんとレビューできるようになるのか⁈ 早速いってみよ!
もくじ
私的レビュー1 映画ボヘミアンラプソディ
いきなりメジャーどころきました!公開当時、かなり話題になりましたよね。もはや伝説のバンド、クイーンのボーカル、フレディマーキュリーに光をあてた映画です。
淡々と描いている、が曲はいい
DVDレンタルのランキングでも1位だったこの作品、一応おさえておこう、と思い手に取りましたが…
正直に言いますと、大きな感動もなく、さらりと見終わってしまいました。あれあれ?そんなにいい映画?
いや、良い所はある。曲がいい!当たり前か、クイーンの曲だもの。全編に流れるクイーンの曲は、やっぱりグッと心をつかみます。
実を言うと、私が最初にボヘミアンラプソディを聞いたのは、多分17〜18歳の頃で、その時の印象は「何?この曲、気持ち悪い」だったんです^^; なんかクラシックっぽい作りだし、歌い出しは「ママ〜」だし、ちょっと病的なイメージがあるし…。
途中曲調が変わる所はなんとなく悪魔のサバトっぽい雰囲気が醸し出されてるし…(オルフのカルミナブラーナ(クラシック)みたいな…今思うと全然違うんですが、その当時はそんなイメージでした) この曲「怖ぇ〜」って思ってました。
でも第一印象が強烈だったためか、嫌いなもの見たさ、いや聴きたさでなんども聞いてしまい、そのうち大好きになってしまった曲です(笑)
話を戻すと、そう、曲はいい。でもストーリーがあまりにも淡々としているというか、あまりフレディマーキュリーの心情に迫っていないというか、きっとバイセクシャルであることの葛藤や家族との確執がもっとあったと思うし、クイーンの結成からスターダムにのし上がっていく過程での、メンバーとの確執も描かれていない所が色々あったのではないか、と思うのです。
今でこそLGBTが認識され、認めらるようになってきていますが、この頃はまだまだ偏見の嵐だったと思います。
あとは、フレディってご両親がペルシャ系のインド人でゾロアスター教だったんですね。マイノリティ中のマイノリティといってもいいかもしれません。その意味でもかなり偏見と戦ったはずです。
でもそういった部分は、描いてはいるものの、とてもあっさり描かれています。だから、“この夏!全米が泣いた!!”といった感動する映画ではなかったです。
物語、童話のような良さ
でも、この映画の良さは、全編クイーンの楽曲にのって描かれる物語のようなストーリーなのかもしれません。
フレディ自身が、子供のような人柄。才能溢れる子供のような人だったんでしょうね。
フレディがバイセクシャルということを告白して、妻とは離婚することになってしまいますが、この妻も変にフレディを責めない。そして一生友達として付き合ったといいます。
フレディが最後まで共に過ごした恋人は、自身もHIVに感染しながらも一生フレディには伝えなかったといいます。
両親とも最終的には(印象としてあっさり)和解。
いい人たちによる物語風の良さがある。フレディの最後が、モノローグで語られて映画が終わる所も物語的です。
伝記、クイーン物語 のようなイメージで見ると、とっても良い映画だったと思います。
勝手に“伝説のロックバンドクイーンのボーカル、フレディマーキュリーの人間ドラマ”的なイメージを持って観てしまったので、あれ?ってなりましたけど。
まぁ、子供も一緒に見ていたので、あんまりどぎつい性的描写とか、人間関係のドロドロが描かれていたらきっと途中で消していたでしょうけどね(^◇^;)
名曲誕生の秘話
先ほども少し書いたのですが、ボヘミアンラプソディの第一印象は最悪で、その後も歌詞を見てもなんらよくわからないというか、文脈がわからずモヤモヤしていたのですが、映画の中でもそういったことが語られていて、結果「よく知らない言葉を入れたんだ」みたいなセリフ(うろ覚え 正確なセリフではない)をフレディが言っているのを聞いて、すごーく納得しました。
そか、知らない言葉を入れてみたのね〜みたいな^^;
その他、we will rock youの誕生エピソードなど、そっかそっかなるほどねぇ〜と、観ていて楽しかったです。もともとのクイーンのファンはたまらないよね。(いや、そんなことファンはすでに知っているのか?)
キャスト他
- フレディ・マーキュリー:ラミ・マレック
- メアリー・オースティン:ルーシー・ボーイントン
- ブライアン・メイ:グウィリム・リー
- ロジャー・テイラー:ベン・ハーディ
- ジョン・ディーコン:ジョセフ・マッゼロ
- ジョン・リード:エイダン・ギレン
- ジム・ビーチ:トム・ホランダー
- レイ・フォスター:マイク・マイヤーズ
- 監督:ブライアン・シンガー
- 製作:グレアム・キング, p.g.a.,ジム・ビーチ
- 脚本:アンソニー・マクカーテン
まとめると
子供から大人まで、クイーンをよく知らない人も、クイーンというバンドがどんなバンドだったか、どんな曲を書いたのか、フレディマーキュリーとは、どういう人だったか、ということが、全編に流れるクイーンの名曲にのせて物語のように楽しめる映画。
だから大勢の人に受け入れられて大ヒットしたのかもしれません。
………ああ〜〜〜〜それにしても、やっぱりレビューって難しい。
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個人的にはサウンドトラックの方が欲しい