昭和の小学校の教室の写真 「私的レビュー映画search/サーチ」

毎日レビューチャレンジ3日目!今の所、質はともかく順調な更新です!

今日は映画『search/サーチ』のレビューです。

この映画、私は全く知らず、レンタル店でたまたま目について手にとったのです。いやほんと…現在のネット世界の便利さと怖さを実感する映画でした。

早速いってみよ!

もくじ

私的レビュー3 『search/サーチ』

公式サイトstory

忽然と姿を消した16歳の女子高生マーゴット。行方不明事件として操作が始まる。家出なのか、誘拐なのかわからないまま37時間が経過。

娘の無事を信じる父デビットは、彼女のPCにログインしSNSにアクセスを試みる。インスタグラム、フェイスブック、ツイッター…

そこに映し出されたのは、いつも明るく活発だったはずのマーゴットとはまるで別人の、自分の知らない娘の姿があった。

映画『search/サーチ』オフィシャルサイト

一言で言うと、失踪した娘を探すために、父親が娘のSNSを駆使して情報を集めていく話なんですが、調べるにつれ、「こいつが犯人なのか!」「いやいや、まさかのこいつかよー!」と父親と一緒に犯人探しをしていく感覚が味わえます。これが二転三転して、とてもスリリングでした。

そして、父親が思ってもいなかったような(みようとしなかった、というのもあるかもな)娘の側面もわかっていきます。

みどころ1 全編PCの画面・テレビ電話・ビデオカメラ越しの映像

この映画、パソコンに映るテレビ電話の画面から始まり、全編にわたってパソコンの画面やビデオカメラに映る映像などで話が進みます。次々と検索して、電話をつないでいく緊迫感。最初からグッとストーリーに引き込まれました。

で、ヘぇ〜こんな機能もあるんだ〜Σ(・□・;)と参考になるところも(≧∀≦)

ほら〜私、あんまりパソコン得意じゃないじゃないですかぁ〜(誰だよ!)

この映画のオフィシャルサイトが、同じような作りになっていますよ!

みどころ2 父親と年頃の娘

父親って、やっぱり不器用な所があって、娘のことをちゃんと理解できていない、と言いますか、理解しようとしていない、と言いますか…。…いや、娘の繊細な心情に気がつけないのかもしれないな、男親って。

捜査の途中途中で、うちの娘は明るくて活発だ!そんなこと考えるはずがない!って、いいきってしまう父。父親は本当にそう思っているけど、娘はもっと繊細で、悩みもあるし、父親と語りたいこともあるけど、父親がそれに気がついていなかった、という構造。

世のお父様方、娘さんとちゃんと話せてますか?娘さんをよく見てあげられてますか?

旦那
娘が大きくなったら気をつけてあげないとなぁ…(しみじみ)

と呟いておりました(笑)

みどころ3 全く信用できないネット世界

もうさ、この映画の一番の怖さはこれよこれ!

私も大概古い人間なので、ネット世界に対するちょっとしたアレルギーのようなものがあって、いまだにツイッターなんかも手を出せないでいるのですが…。

匿名で作れるアカウントで誰だかわからない人と繋がっていく怖さ。目立ちたいがための嘘の発言。

仲良くもないくせに、事件がテレビに流れた途端に親友のふりをして大げさに心配する様子を動画にあげて、高評価をもらおうとするヤツ。

失踪した本人、真剣な父親に対する信憑性のない悪意あるコメント…

枚挙にいとまない。ネットの世界は本当に仮想世界。それを十分理解した上でうまく利用していかないと、大変なことになるなぁ…と改めて怖さ実感です。(反面、インターネットやSNSの便利さは、もうそれなしでは立ち行かないくらいに、私たちの生活に影響を与えてますもんね(・・;)今さらなくすことはできないし…)

でも裏を返せば、実は現実の世界も同じで、みんな表には出さないけれど、腹では何を考えているのか、何をしているのかわからないですね。

私も例にもれずです。確かに顔で笑って、心は真っ黒ってこともありますよ(^◇^;)ほんと。

それを思うと嘘のない人間世界と考えてもいいのかもしれません。人間の勉強にはもってこいなのかも。

キャスト他

  • 監督:アニーシュ・チャガンティー
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まとめます

画面の構成やストーリー自体も、よく考えられていてグイグイ引き込まれたし、父親というものやネット世界のある種、闇の部分についても考えさせられる映画でした。

一言で言うと、スリリングで面白かった。特に年頃の子供をもつ親は一度見ていても良い映画。

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